おはようございます。
久しぶりに千田さんの本です。
みんながうすうす気づいていることを書いてくれています。
気づいていても言わないのが大人のルールみたいなことを言ってくれているので気持ちがいいです(笑)
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「面接は100%が面接官たちの好き嫌いで決まるものだし、それでいいのだ。なぜなら究極の話、仕事とは好き嫌いで相手を選んで進めるものだからである。・・・本音では誰だって、いくら優秀でも嫌いな相手と仕事をしたくないし、多少ドン臭くても、好きな相手と仕事をしたいものだ。お客様は好きな人にお金を払いやすいから、好かれやすい人を採用したほうが会社も儲かる。嫌いな人をわざわざ採用する理由など、どこにもないのだ。」(67頁)
全く同感です。
面接に限らず、多くのことが実際は「好き嫌い」で決められています。
でも、面接で、採用した理由を「なんか好きだから」、不採用にした理由を「なんか好きじゃないから」なんて言えないため、後付けでもっともらしい理由を言っているだけです。
人間なんてそんなものです。
だから、「かわいげ」がない人は選ばれないのです。
誰が憎たらしい人と喜んで仕事をしたいと思うでしょうか。
これがみんなが心の底ではわかっていても大人の事情で言わない真実です。