おはようございます。
野村克也さんの本です。
名将野村監督が若者に人生で大切なことを教えてくれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「・・・しかし同時に、『同ぜず』という姿勢を忘れてはならない。・・・具体的にいえば、人の倍、練習するだけではなく、誰もやっていない方法を試してみる-そういったことだ。そして、一流と二流を分ける分水嶺は、ここにもあると思われる。・・・プロ野球にかぎらず、いい悪いは別にして、グローバル化したいまの日本は、競争社会と言わざるをえない。みんなが競争を強いられる。そこでは人と同じことをやっていては抜きん出ることはできない。むろん、『人を蹴落としてまで抜きん出たくない』という人もいるだろう。それはひとつの生き方だ。が、それは付和雷同的な生き方をすることではない。少なくとも、人と同じことをして満足しているようでは、ろくな仕事はできないと、肝に銘じるべきだろう。」(230~231頁)
「人と同じことをして満足しているようでは、ろくな仕事はできないと、肝に銘じるべきだろう」
野村監督、肝に銘じておきます。
人と同じように仕事をして、人よりも多くの成果を望む
人はこれを「わがまま」と言います。
人が休んでいるときにどれだけ汗を流せるか。
古くさいかもしれませんが、私はこのように考えています。