おはようございます。
著者は、イギリスの方です。
サブタイトルは「1日24時間でどう生きるか」です。
皆に平等に与えられている1日24時間をどう使うべきかについて説かれています。
まずは自分に与えられている時間が無限ではないことを意識することが大切です。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「実際のところ、あなたが『やりたい』と思っていたことが何であれ、楽なやり方、王道などといったものは存在しない。聖地への道は非常に険しいのだ。そして、何よりも悪いことは、結局そこへは決してたどり着けないことだ。24時間という与えられた時間の中で、充実した快適な1日を過ごせるように生活を調整する際に心得ておくべき最も重要なことは、そうすることがいかに至難のわざであるか、そのためにいかに多くの犠牲を払い、倦まずたゆまず努力しつづけなければならないかを、冷静に悟ることである。このことは、声を大にして強調しておきたい。」(47~48頁)
だからこそあれもこれも手を広げても、結局、すべてが中途半端に終わってしまうわけです。
思いついたことをすべて実行に移していたら、いくら時間があっても足りません。
やるのはとても簡単です。
やらないという決断のほうがむしろ難しいわけで。
時間が有限であるという事実を十分に理解したうえで、何を優先すべきかを考える必要があります。
自分は何を目指しているのか、5年後、10年後、どうなりたいのか。
そのために必要なことにできるだけ時間を注ぐべきではないでしょうか。