おはようございます。
著者は、宮城県山元町生まれで、日本、インドで6つの法人のトップを務める経営者の方です。
私より1つ年上のようです。
復興のため、「日本一のイチゴ」を作ることに挑んだ話が書かれています。
多くの人が「どうせ無理」と思ったことでしょう。
結果、どうなったかについては是非、本を読んでみて下さい。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「やっかみを受けるくらいのことをやらないと、閉鎖的な社会に対して、新しい変化をもたらすことはできないのも事実だ。経営者としては、ある程度の覚悟を持ち、批判を受けやすい状況に身を置かねばならない。やっかみが起きてきたら、『これは、なにか新しいことが起きるシグナルだ!』と考えた方がいいのだ。やっかみが起こらないようなことは、毒にも薬にもならない。大事なことはポジションを取ること。極を取ることだ。自らを敢えて批判にさらす。それによって自分の考えを研ぎ澄ませ、人間力を鍛えるのだ。」(178頁)
注目されるために、あえてみんなと逆のことをやってみる。
埋もれていては注目されることはないからです。
この判断をするときに必要なのは、勇気と行動力。
批判されたくない、やっかみを言われたくないという気持ちを捨てる勇気を持たないと新しいことにチャレンジすることはできません。
著者が言うように、うわさされる、やっかみを受けるくらいのことをやらないと、そもそも新しい変化をもたらすことなどできないわけです。