おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。
ハイパーメディアクリエイター高城剛さんがさまざな質問に答えている本です。
自分とは全く違う人生を歩んでいる著者がどのように物事を考えているのか大変興味がありました。
読んでみると、やっぱり思っていたように、物事の見方が全然違う人なのだとわかります。
周りにはいないタイプの方です。 とても魅力的な方だと思いました。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「僕は、誰でもひとつだけ世界一になれる可能性を持っていると信じている。それを、自分で知っているか、知らないのか、が大きな違いだ。僕もあなたも世界に一人しかいないし、僕もあなたも世界一になれる『なにか』を必ず持っている。だが、それを探し出す内面への旅は、とてもハードだ。しかし、いまこそ、そのときだと思う。他者との関係で、自分を作ってはならない。自分の可能性を、どんなに大変でも追求しなければいけない。なぜなら、すべての必要なことは、必ず自分の中にあるからだ。」(204~205頁)
「他者との関係で、自分を作ってはならない」という言葉は、胸に刻みたいと思います。
差別化を図るときに、他者との関係でそれを始めるのではなく、まずは、自分が得意な「なにか」を探し出すことから始める。
その後で、その能力、可能性を活かせるフィールドを見つける、または作り出す。
順番を逆にしてしまうと無理が生じるし、やっていて楽しくないわけです。
社会のことを知るよりも自分のことを知るほうが、よほど大変ではありますが。