おはようございます。
レバレッジシリーズでお馴染みの本田直之さんの本です。
久しぶりに著者の本を読みましたが、スタンスがぶれていません。さすがです。
人や物や金や常識に対する執着からいかに脱するか。
そのような生活を受け入れる勇気と覚悟を持てるかが鍵になると思います。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「会社の外でも通用する人に共通しているのは、練習量の多さと練習への取り組み方を知っている点です。加えて、練習を積んでいる人は『量が質に変わる瞬間』を経験しているので、ますますトレーニングという自己投資に多くの時間を使うようになります。例えば、イチローが『今日も練習しなきゃいけない。嫌だな』とぼやいている姿は想像がつきません。彼らプロのスポーツ選手は、もっとうまくなりたいという思いがあるから自らの意志で動きます。・・・『やらされている』と『やりたい』の間にはとてつもなく大きな差があります。」(150~151頁)
同じ時間、同じ仕事をしても、「やらされている」人と「やりたい」人とでは、成長速度は、雲泥の差です。
「強くなりたい」「うまくなりたい」と心から願う人と嫌々やる人で成果が同じはずがありません。
日々の積み重ねにより、1年後、3年後、5年後と、その差は開く一方です。
自分が10年後、どうなっていたいのかを明確にイメージすることが大切ではないでしょうか。
「1日も早く一人前になりたい」「ナンバーワンになりたい」と願い日々努力する者が、「少しでも楽をしたい」「少しでも休みを多くとりたい」と願う者が負けるはずがないと確信しています。