おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。
タイトルに出てくる「たった1人との出逢いで人生が変わる人」と「10000人と出逢っても何も起きない人」の差って何でしょうね。
この本では、安易な「人脈づくり」はおやめなさいと言っています。
すればするほど人生を変える「たった1人」から遠のくわけです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「人脈がすばらしいということは、人望が厚いということ。ここに議論の余地はない。では人望の厚い人というのはどんな人だろうか。誰にでもいい顔をする人ではない。反対だ。身近な人を大切にする人が人望の厚い人だ。仕事でいえば関わった人を大切にする。この人と一生付き合っていこうと決めた人をとことん大切にする。一生付き合っていこうと決めた人が、助けて欲しい時にすべてを放り出しても飛んでいく。」(127頁)
そうです。これが「たった1人」なのです。
どれだけたくさんの人を知っていても、それが浅い関係であれば、1000人であっても、10000人であっても、同じことです。
助けてほしいときにすべてを放り出しても飛んでいける関係は、もはや「人脈」などいう薄っぺらい言葉では言い表せません。
そういうつながりを「仲間」「兄弟」と呼ぶのではないでしょうか。
生きているうちに、仲間・兄弟が1人でもできれば、10000人の人脈よりもよほど価値があると思います。