おはようございます。
タイトルがいいですね。
人生の目的は、「成功」ではなく「成長」だということです。
それも「終わりなき」成長です。
こう考えた時点で、「やりきった」という、いわゆる「燃え尽き症候群」のような感情は生まれないのでしょうね。
死ぬまでにどこまで成長できるのか、それこそが人生の目的だと考えています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「相手の短所を指摘するのはそれこそ幼児でもできるが、相手の長所を見つけることは知性がなければできない。」(153頁)
寛容という言葉が死語になりつつある現在の日本においては特にそうですね。
いずれも習慣の話だと思います。
人の良いところを探すくせがついている人は、自然とそれができるのに対して、その逆もまたしかり。
これは、メンターとの関係についても同じことが言えると思います。
メンターから学ぼうとするときは、メンターの良いところだけを見ればいいのです。
メンターに100%の完璧さを求めてはいけません。
そんなの無理ですから。
100%完璧な人などいないことは、自分が一番わかっているはずです。
100%を求めているうちは、永遠にメンターは見つかりません。
本当は目の前にいるのに。
いいところはそのまま受け入れる。
よくないところはそのまま受け流す。
そのくらいの寛容さをメンティーは持つべきです。
よくないところがあっても、それを含めて、自分がメンターとして選んだわけですから。