おはようございます。
ここ最近、著者の本を手当たり次第にアマゾンで購入して読んでいます。
内容としては、徐々にかぶってくるのは仕方がないことです。
その点は別に批判されることではありません。
むしろ、同じような内容でも、角度を変えて、本を出し続けるということは、簡単なことではありません。
1冊につき、1つの気付きがあれば、十分元が取れるのが、本のいいところです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「上からご馳走になったら、下にご馳走する。上から育てられたら、下を育てる。・・・一番ダメなのは、上から授かったものを一人占めしてせき止めてしまう人だ。人体がインプットとアウトプットのバランスをとりながら生存しているのと同様、恩返しも流通させていかなければ淀んで腐ってしまう。」(67頁)
このような教えは、私たちも先輩から受けてきました。
先輩と食事に行って、お金を出そうものなら、本気で怒られたものです(笑)
懐かしいですね。
若いうちは、先輩にかわいがってもらい、できるだけ多くのことを教えてもらう。
そこで、社会や仕事のルールを学ぶわけです。
徐々に自分が先輩になっていき、今度は、後輩にご馳走しつつ、先輩からの教えを下に伝えていく番です。
これがまさに恩返しならぬ恩送り。
かっこいい先輩に巡り会えた後輩は、本当に幸せです。 一生の財産です。