本の紹介530 君にはもうそんなことをしている時間は残されていない(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
君にはもうそんなことをしている時間は残されていない

とてもわかりやすい本です。

「人生に無駄なことなどない」と言われますが、私は別の考え方ですかね。

むしろ無駄なことだらけだと思っています。

帯には「時間は命の断片だ。」と書かれています。 そのとおりです。

成功している人たちの時間に対する感覚を知るにはとてもいい本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

電話で嫌われる人は、話の長い人だ。電話をかけられた相手は、いつも取り込み中だということを忘れてはいけない。・・・さっさと結論を述べてしまえば、後は相手に身を任せればいい。相手に時間があって興味を持てば、長時間話し続けるかもしれない。相手に時間がなくて興味もなければ、短時間で終わる。それだけのことだ。」(64頁)

結局は、「相手のことを考える」ということに尽きます。

長い時間、だらだら話を聞かされて、良い気持ちになる人がいるでしょうか。

特にビジネスにおいては気を付けなければいけません。

みんなただでさえ忙しいわけですから、できるだけ手短かに話をするのがマナーです。

すべてのことを最初から伝えようとしなくてもいいのです。

まずは結論だけを伝える。

相手がその理由に関心があるのであれば、「どうして?」と聞いてきますから。

会話の最初に「結論から言いますと」、「端的に言いますと」と付けるだけでかなり話し方は変わると思います。

「話が長い」とよく言われる人は、是非、やってみてください。