本の紹介528 柳井正の希望を持とう(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
柳井正の希望を持とう (朝日新書)

特に理由はないのですが、これまで柳井さんの本をあまり読んでこなかったので、

ここにきて一気に読んでみました。

抽象的な理屈にとどまっておらず、指摘が常に具体的です。

とてもいい本だと思いました。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私は夕方、会社を出ると、そのまま自宅に戻る。夜のつき合いや会合にはあまり出ることはない。人脈作りのために、夜のつき合いに励む人がいるけれど、そんなことをしなくても、普通に仕事をしていれば人との出会いもあるし、大酒を飲んだからといって、肝胆相照らすわけでもないでしょう。残念ながら、夜のつき合いに熱心で、立派な業績を上げたとか、すごい仕事を成し遂げた、出世した人を聞いたことはない。」(115頁)

仕事を始めたばかりのときは、人脈をつくるためにいろんな会に参加するのは、多くの方が経験されることだと思います。

その結果、運命的な出会いに巡り会うこともあると思います。

でも、これはあくまでも最初のうちだけです。

経験年数が増えてくれば、自然と仕事を通じて人の輪が広がっていきますので、無理にいろんな会に参加しなくても、つながるところは自然とつながるようになっています。

出会うべくして出会ったという感じです。

まずは自分に力をつけることです。 これが絶対条件です。

そうすれば、自然と出会いが舞い込んできます。