おはようございます。
このブログでも紹介したことのある「成功の9ステップ」、「お金の科学」、「100%」、「原則中心」などで有名なジェームス・スキナーさんの本です。
今回の本は、松下幸之助さんの考え方、教えを著者なりに解釈した内容となっています。
著者の本は、いつも参考にしています。 とてもいい本です。
おすすめです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「キリスト教の教典の中に次のように書いてある。『信仰が試されてからでないと、何の奇跡も与えられない』まさにその通りだと思う。
プロボクシングの世界チャンピオンだったモハメド・アリはこう表現した。『腹筋の回数を数えていない。痛くなってから、初めて数え出す。効果が出るのは、それからなのだ』」(82頁)
この文章、どのように解釈するかは人それぞれだと思います。
困難な状態を避け、できるだけ平穏な生活を望むのは決して悪いことではありません。
ただ、奇跡を起こしたり、一番になりたいと望むであれば、普通の考え方、普通の生活を送るわけにはいきません。
ぎりぎりの状態にまで自分を追い込み、あえて苦しい道を選ぶことを常とする。
誰もができることではありませんが、短い人生の中で、何かを成し遂げたいと願う人は、普通の人には真似できない強い意志を持っているのです。