おはようございます。
生命保険業界の世界では超有名なトニー・ゴードンさんの本です。
今回の本は、生命保険の営業のノウハウが主な内容なので、業界が違う場合には、文脈から応用する力が求められます。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「恐れを感じるのは、成長の代償、つまり成功の代償です。山の頂に生きることを選んだならば、強風に直面するのは当然です。恐れから逃げるなら、成長することをやめればいいのです。成長するのをやめれば、恐れはなくなります。しかし、これだけ多くのチャンスを与えられる仕事に就きながら、『自分はどこまで行けるのか』という問いに答えを見つけようとしないのは、悲しいことではないでしょうか。」(226頁)
いい言葉ですね。
仕事を通じて、成長すること、成功することが人生の目標としている方であれば、共感できる内容だと思います。
自分の仕事が多くのチャンスに溢れているのかどうかって、結局のところ、主観の問題なのではないかと思います。
チャンスに溢れているのか、それとも不安要素でいっぱいなのかなんて、客観的に決まるものではないと思うのです。
チャンスなんてないと思う人は、目の前にチャンスが到来しても、きっと見逃すのでしょう。
成長したい、成功したいという気持ちを強く持っている人にだけチャンスが到来するのではなく、そういう人は、チャンスを見逃さないだけなのだと思います。
そのための準備を怠らないという日々の習慣の差が出ているのだと思います。