おはようございます。
斎藤一人さんに関する本です。
久しぶりに読んでみましたが、学ぶべき点が多いですね。
ファンが多いのも頷けます。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「僕は自分より優れた人間に出会うたびに、批判的な目で分析し、アラさがしをしてきたような気がする。一人さんが言ってくれたように、『負けん気が強い』といえば元気よさそうだけれど、そこにはたぶん嫉妬や劣等感ってやつも混じっている。たとえば、『あいつは自分より勉強や仕事ができる』とか、『自分より頭がよさそうだ』なんて思いながら、その劣等感を誤魔化すために、どこかに欠点はないかとさがす。そしてその欠点を見つけて安心する。これじゃ伸びるわけがない。さがさなければいけないのは、反対にその人の優れたところだったのだ。そして、それをさっさと自分のものにしろと一人さんは言う。」(145~146頁)
こういうことを素直に言える人って素晴らしいと思います。
探さなければいけないのは、他人の欠点ではなく、その人の優れたところなのです。
特に成長著しい人やうまくいっている人を前にすると、嫉妬や劣等感から無意識のうちに、その人の悪いところ探しをしてしまうのです。
そんなことをしていても今置かれている状況は変わらないのです。
いいところはいいところと素直に評価し、しっかり盗み、真似するのです。
そこからしか先へは進めません。