本の紹介502 神の手のミッション 福島孝徳(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
神の手のミッション 福島孝徳 すべてを患者さんのために捧げた男

私が陰ながら尊敬する福島先生に関する本です。

福島先生の仕事に対する情熱は、人に感動を与えます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

Dr福島はとにかく休まない。『1週間8日働く』と宣言し、土日、祭日も仕事で、夏休みなし、暮正月も関係ない。集中力を要求される手術の連続で、疲れがどんどん蓄積しそうな毎日だが、Dr福島は『忙しくて疲れなんて感じている暇はない』と笑い飛ばす。『私が手術しないと治らない』患者さんがたくさん待っているのに、休むとかバカンスとか言っていられません。風邪なんかひいている暇もありません』」(182頁)

みなさん、福島先生の「忙しくて疲れなんて感じている暇はない」という言葉、理解できますか?

福島先生も人間ですから、疲れないはずはないと思うのです。

それでもなお、なぜこのようなことを言うのか。

それは、きっとこのような発言をすることで、自分を鼓舞しているのだと思います。

「1週間8日働く」という言葉も「風邪なんてひいている暇はない」という言葉も、また、「人の2倍働き、3倍努力する」という言葉もみんな自分を鼓舞するためなのではないでしょうか。

自分の力を頼り、自分のことを待っている患者さんがいるかぎり、休んではいられないという気持ちなのでしょう。

仕事こそ違いますが、本や映像を通じて、福島先生から「本当のプロフェッショナル」とはどういうものかを学んでいます。