おはようございます。
理解不能なタイトルに負けました。
普段あまり手にしない種類の本です。
哲学的なお話になっています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「・・・でも、平安が見つかるのは不確かさの中だ。確かさの中には平安がないっていう意味じゃない。平安は存在するすべてだ。ただ、確かさなんてありえないっていうだけ。まったくない。だから、確かさを探したり決着を求めたり安心を求めたりすれば、それはどれも結局同じことだけど、存在してないものを探してるってことになる。・・・蜃気楼を追いかけてるのと同じ。どこまで追いかけようが絶対につかめない。どれだけ速く走っても、自分がどれだけ利口だと思っていても、どれだけ賢くても、どんなに必死になっても関係ない。」(169頁)
世の中や人生は、常に不確かだということです。
確かなものなんてなにひとつないのです。
安定を求めれば求めるほど、不安定になることを恐れる気持ちになります。
安定なんて本当はどこにもないのに。
このことを早い段階で気がつくと生き方が変わります。
死ぬまで不安定。 最高じゃないですか(笑)
いつどうなるかなんてわかりません。 人生は、不確かで不安定なものですから。