おはようございます。
著者は日経エコロジーの記者です。
孫さんに関する本は多いですが、この本もまた孫さんのすごさを伝えています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「日本の大きな企業でも、潰れてはいないけど潰れたも同然の企業があるでしょ。大きいということは、むしろ潰れる可能性があるということですよ。小さくて俊敏な企業より、大きい企業で一時代狂ったらそれは潰れるってことです。」(305頁)
会社や事業の規模が大きくなればなるほど、利益だけでなく損失の規模もまた大きくなります。
そんな当たり前のことをしっかり理解しておくことがどれほど大切か。
誰もが知っている大企業が衰退していく様子をニュースで見るたびに、このことを思い出します。
シンプルですが、本当に重要なことだと思います。