おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。
著者は、元Amazonのバイヤーの方です。
タイトルからすると、読書のしかた、方法論が書かれているように思われますが、ビジネスに生かす名著30選みたいな本です。
いずれの本も誰もが認める名著ばかりです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「最善手を見つけることも大切ですが、それよりももっと大切なのが悪手を指さないことです」(128頁)
「わずかな差だが、悪い将棋というのは、ときどき勝つことはあっても、トータルでみると負ける率が高くなります。ところが、悪循環といいますか、悪いほうの手を持った人は、いつまでもその手に工夫を凝らす傾向がある」(129頁)
これは、「人間における勝負の研究」(米長邦雄著)の一節です。
将棋だけの話をしているのではないことは誰にでもわかることです。
たまたま勝つことはあるかもしれませんが、悪手は悪手です。
大切なことは、「変なくせ」をつけないことです。
大切にすべき信念からはずれるような仕事のしかたをしないことです。