おはようございます。
著者は、マッキンゼーで14年間活躍された方です。
タイトルのとおり、「スピード」を重視した仕事法や勉強法を紹介してくれています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「仕事を速く進めるうえで重要な点は、できることは全部前倒しすることだ。・・・早めにやるほうが精神的には楽で余裕があるので、落ち着いて広い視点から取り組むことができる。心に余裕があるので頭もよく働く。・・・『ぎりぎり』だと、目先のことにあくせくし、先手を打つこともできず、想定がはずれたときに挽回のチャンスもなく、好循環など起こりようもない。人の協力も得にくい。ストレスが強くなり、体も心も疲れ果てる。」(57頁)
いまさら言うまでもないことですが、仕事が速い人は、着手が早いのです。
とっかかりが遅いと、それだけで出遅れているわけです。
ぎりぎりになって着手することだけは避けなければなりません。
とにかく着手することが大切です。
特にヘビーな仕事の場合には、「できるところから手をつける」という発想を持ち、少しずつ攻略するのです。
すべては習慣の問題です。