おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。
これまでにも何冊か紹介をしてきました早川勝さんの本です。
「捨てる」ことにフォーカスした本です。
著者の本を読むと、日常生活における弱さや甘えが吹っ飛ぶので、とても好きです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「私の人生においても、誰に相談することなく、捨てて、捨てて、捨てまくってきた。安定を捨て、積み上げた実績も捨て、ときには地位や名誉も捨ててきた。『逃げることなく、チャレンジしてきた』のだ。
人生における重要な決断をするとき、最も相談してはいけない『不幸のメッセンジャー』は”両親”である。両親は反対するのが仕事だ。親の願いは、子供の成功や成長ではない。実の子供には、『ぬるま湯』で苦労することなくヌクヌクと育ってほしいのだ。それが親の愛なのである。『いつまでも子供でいてくれること』それが親の願いなのだ。親のいうことを聞いていたら、成功を手に入れることはできない。両親へは、100%事後報告にすること。人生の重要な決断を下すときには、絶対に不幸のメッセンジャーに相談してはならない。」(37~38頁)
本当にやりたいことについて、事前に誰かに相談するという感覚が僕にはよくわかりません。
相談して、「やめておきなさい」と言われたらやめるのでしょうか。
その程度の気持ちならば、やらないほうがいいでしょう。
きっと少し挫折したら、すぐにやめてしまうでしょうから。
多くの場合、事前の相談をする人は、「相談」ではなく、単に「背中を押して欲しい」だけなのです。
甘えん坊さんなのです。
安定を捨てて、次のステップに進むことこそが、成長だと考える人には、この本に書かれていることがわかるのでしょうね。