本の紹介446 死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる

以前にも何冊か紹介してきました著者の本です。

リーダーはかくあるべし、という著者の考えが書かれています。

非常にいい本です。おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

チームは生き物だ。成長し続けなければ、待っているのは『死』である。成長し続けること、それ以外に生き残る道は残されていない。核分裂を繰り返し、チームのDNAは進化していくのである。目標を『前年の1割増し』にし、結果90%の達成をして、『まずまずだな』と内心ほっとしているような、そんな愚かな現状維持計画など、もってのほかだ。規模の大きな組織になると、『保有契約を守り抜こう』などというスローガンで経営している会社があるが、それではまったく将来の展望が見えてこない。未来のないチームに優秀な人材など集まるはずもなく、むしろ離れていくだけだ。『安定志向』は麻薬だ。常習性がある。その麻薬を打ち続けると、やがてチームは崩壊していく。」(32頁)

そうですね。

「安定志向」は麻薬です。

一度、安定志向という麻薬を使うと、何か新しいことにチャレンジすること、変化することを避けるようになります。

もっともらしい理由を見つけることによって。

「今のままでいいじゃないか。生活できているんだし。」

「失敗したらどうするんだ。誰が責任をとるんだ。」 みたいな・・・

しょうーもな、と思ってしまうわけですよ、こういう発想。

安定志向、現状維持に全く価値を見出せません。

チーム全体が変化や挑戦を是とし、向上していく気持ちを持つことこそが、継続的に発展するための必要条件だと思います。