おはようございます。
著者は、コンサルティング会社の社長です。
「お金持ちの教科書」の著者ですね。
タイトルは、ちょっとあれですけど、本の内容は参考になります。
日頃からお金持ちと接している著者が、お金持ちの特徴を書いています。
お金をもうける裏技的な話は一切書かれていません。
非常に地道であり、王道を行く内容です。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「お金の使い方が上手な人にはある。それはお金を払った相手に対して、必要以上に期待しないというものである。・・・相手への不満のほとんどは、相手が自分の期待したように動いてくれないことに端を発している。相手への期待は、行きすぎると相手への依存につながってしまう。正しいお金の使い方ができる人になるためには、こうした相手への過度の期待から自由になることが重要である。」(224頁)
いかがでしょうか。
相手への不満のほとんどは、相手が自分の期待したように動いてくれないことに端を発しているということです。
思い浮かべてみて下さい。
実際そうじゃないですか?
この場合の相手とは、上司、部下、恋人、配偶者など、自分が何かを期待してしまうすべての人です。
期待が行きすぎると、依存になると。
依存すると、人は弱いですよね。
覚せい剤やたばこの依存症を考えればわかりますね。
それがなくなったら、とたんに生活が不自由、不便になってしまいます。
あまり相手に対して過度な期待をしないことが、心穏やかに生きる秘訣なのかもしれませんね。