おはようございます。
タイトルのとおり、広告コピーに関する著者の考え方がわかりやすく書かれています。
読んでいてとてもおもしろいですし、参考になります。
何度も読み返すに価値のある本です。
おすすめです!
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「僕は『必死な人』が好きです。『小賢しい人』が嫌いです。・・・自分の小さい理屈にとらわれている人はそこで成長が止まります。それよりはバカの方が、可能性がある。バカで必死な人。僕だけじゃないですよ。世の中のCDも営業さんも、みんなそういう人が好きだし応援したいと思っているはずです。
それからもう一つ大事なこと。『謙虚』であることです。類似商品、競合商品がどんな広告表現をしているか。そんなことも調べずにコピーを書き出す人がいますけど、経験も少ない人が先達を見習わず、学ばず、自分の中にあるものだけで正解が導き出せるでしょうか。プロにおいてコピーの『勉強』というのは、類似商品、競合商品が築いてきた成功表現に学ぶことを言うのです。」(206~207頁)
良いこと言いますね。
業界にかかわらず、同じことが言えますね。
一生懸命に泥臭く仕事をしている人を見ると、応援したくなりませんか?
また、経験者や成功している人から学ぶ姿勢を常に持ち続ける。
教えを乞えば、多くの人はいろんなことを教えてくれます。
成功している人は、「企業秘密」なんて言いません。
吸収できるものは貪欲に吸収すべきです。
必ず成功している原因があるわけで、その核となっている部分を吸収することが大切ですね。