おはようございます。
これまでにも何冊か紹介をしてきました井上先生の本です。
帯には「誰もができることなのに、99%の人はやっていない!」と書かれています。
元来、人間は、面倒くさがりで、飽きっぽく、弱い動物です。
そのことを十分に理解し、途中で止めない仕組みをつくっている人が成功のしかたを知っている人なのだと思います。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「絶対に自分がやらなければならないということ以外はそれぞれのプロフェッショナルの手に委ねる。私が時間を創り出すために使っている方法です。・・・ここに気づくと、『時間を買うことは最高のコストパフォーマンスでお金を使うことだ』という考えに変わるでしょう。・・・お金は働けばまた手にできますが、同じ時間は二度と手にできません。」(73~75頁)
これまでに何度か同じようなことを書きましたが、多くの成功している経営者(に限りませんが)は、時間をお金で買っていますよね。
お金よりも時間のほうが大切だからです。
お金はまた稼げばいいですが、同じ時間はもう手にすることはできませんので。
特に私たち弁護士のように外部から会社の経営をサポートするような人間をうまく使うことで不慣れな仕事に時間を使わずに済むわけです。
債権回収なんてその最たるものだと思いますが。
弁護士に依頼すると高いんでしょ・・・という固定概念から、アウトソーシングできないでいる経営者の方は、先入観なしに一度、費用対効果を検討されたほうがいいと思います。
不慣れな債権回収を従業員にやらせ、従業員が精神的にまいってしまい、休職したり、退職したり・・・。
もう完全にその道のプロに依頼したほうがいいんですけどね。
一度、費用対効果がどんな具合か、弁護士に話を聞いてみてはいかがでしょう。