おはようございます。
アール・ナイチンゲールの本です。
著者紹介によれば、ナイチンゲールさんは、アメリカでは「人間開発の神様」として知られている方だそうです。
とてもいい本だと思います。 何度も読むに値する本です。
おすすめですよ!
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「世間の人たちは日々暮らしていくのが精いっぱいなのであり、互いの足の引っ張り合いを演じていることにすら気がついていない。なのに、新しい事業を始めようとする起業家は、多数の人間がしていることなら間違いあるまい、と勝手に決めこんでいる。どうして世間一般が正しいといえるのか。皆、大成功などしていないではないか。世間一般の人間と同じことしかしていないで、めざましい効果が生まれるなどと考えるべきではない。」(244頁)
周りのみんなと同じほうが安心する・・・
多くの人が言っているから間違いない・・・
経営者にとって、「みんなと同じ」ということはマイナスにこそなれ、プラスにはなりません。
むしろ、みんながやっているならやらない。
みんながやっていないからこそやる。
こういう考えですよね。
みんなと同じことだけやっていて、どうやって成功するのでしょうか。
まわりから無理だと言われれば言われるほど燃えるくらいがちょうどいいのだと思います。