おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。
マネーの虎で有名な南原社長の本です。
取引先の経営破綻が原因で一度は多額の負債を抱えたものの、そこから復活した南原社長の経営術が書かれています。
仕事が本当に好きなんだろうな、ということが伝わってきます。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「リスクを取ることは恐怖を伴う。経営にリスクはつきものだ。だとしたらリスクにどう対処するか、リスクとどう戦うか。私たちはリスク・マネジメントを習得する必要がある。それには常に自分を追い込むことが、その助けになるのだ。リスクと対峙しなければ、リスクについて真剣に考えることなどできない。・・・リスクも取らず、恐れも感じず安穏と日々を過ごしていては、事業を大きくしていけないということだ。ピンチをチャンスに、などとつまらないことは言うまい。事業はやればやるほどリスクは増えていくが、それだけ楽しいことが待っているのだ。」(32頁)
日頃、仕事の中でリスクと対峙していないと、やはりリスクに対する感覚が鈍ってしまうことはよくわかります。
リスクに対する感覚は、人によりさまざまです。
それは、育ってきた環境や現在置かれている立場、仕事などが影響しているのではないでしょうか。
リスクや恐れを感じない生活をしていると、今の生活が永遠に続くように勘違いをしてしまうのです。
でも、そんなわけありません。 これだけ社会が変化しているのですから。 しかも凄まじいスピードで。
変化するには、リスクが伴います。
成長を続けるためには、人も会社も、変化を恐れてはいけないと思います。
ナイキではありませんが、「リスク上等」という強い気持ちが必要なのです。