おはようございます。
このブログでも頻繁に紹介する神田さんの本です。
マーケティングど真ん中の本です。
いろんなアイデアが紹介されているので、とっつきやすいものから実践していけば、おもしろいのではないでしょうか。
いつも2000円弱で神田さんからいろんなヒントをいただいています。 感謝してます。
今回の本は、かなり実践的で細かいハウツーが書かれています。
いかに自分の業界に応用できるかが鍵となりますね。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「・・・さらに重要なことは、『来店するメリット』を述べるだけでなく、『来店しないデメリット』を述べることだ。一般的に言って、人間は『新たなメリットを得る』ために行動するよりも、『現在あるデメリットを回避する』ために行動する動機のほうが強い。・・・たとえば、『この学習法を知れば、成績は倍になる』という話よりは、『もっと成績が良くて当たり前なのに、この学習法を知らないために、本来の半分の成績しか得られない』という話のほうが、より感情を揺り動かすのだ。」(51~52頁)
マーケティングは、心理学的な側面を多分に含んでいます。
同じことを相手に伝える場合でも、手段、場所、時間等によって、伝わり方が異なります。
相手に自分の考えをもっと伝えたい、という場合、マーケティングの発想は大変役に立ちます。
マーケティング会社に限らず、多くの人が日常の仕事の中で、マーケティングの発想を取り入れると表現方法が変わってくるのではないでしょうか。