おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう!
俳優・ミュージシャンの武田真治さんの本です。
「優雅な生活が最高の復讐である。」にかけたタイトルになっています。
表紙では、鍛え抜かれた、これぞ細マッチョという上半身を披露しています。 素晴らしいですね。
体の作り方のハウツー本ではなく、武田さんのこれまでの人生とともにどのようにしてここまでの体を作り上げたのかが書かれている本です。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「どんなお金持ちでも厚い胸板はお金では買えません。どんな生まれの何者でも、胸板を厚くするには鍛えるしかないのです。鍛えるとは苦しみや痛みに耐えること。だから鍛え上げられた胸板はどんな仕事においても、男にとって人となりを証明する名刺となり、その人が地道な努力を惜しまない強い人間であることを雄弁に語るのです。死ぬほど努力しても1週間では厚い胸板は作れません。最低でも数か月かかってようやく手に入るものですから、それだけ長期的なプランを立てて実行できる人間だけが、そのプライスレスな名刺を手に入れられるのです。」(27~28頁)
トレーニングをしている方であれば、武田さんが言いたいことがよく理解できるのではないでしょうか。
体つきを見て、「この人はセルフコントロールができる人で、信頼できるな。」と思うこともありますよね。
武田さんが言うとおり、一朝一夕に体をつくることはできません。
日々の地道なトレーニングがあったこそのものです。
体づくりと仕事は、本当によく似ています。
一朝一夕に成果を出すことはできないのです。
目標を立て、それに向かって地道に努力する。
そういうことができる人を僕は信用しています。