おはようございます。
著者は、東京大学大学院医学系研究科 救急医学分野教授、医学部付属病院救急部・集中治療部部長のドクターです。
エビデンスに基づく職業に就きながら、非常にスピリチュアルな側面を尊重されています。
だからこそ、一般の方が読んでも受け入れやすいのかもしれません。
本のタイトルや「臨床医が考える魂と肉体の磨き方」というサブタイトルからもスピリチュアルな感じが伝わってきます。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「この世が学習の場であると認識した上で私たちは生まれて来ました。どんなに嫌なこと、どんなに辛いことがあっても、目の前の課題と向き合うことが人生最大の財産であり、あちらの世界に唯一持って還ることのできるものだという事実を、私たちは知っているのです。」(105頁)
「この世は学習の場」である。
「目の前の課題と向き合うことが人生最大の財産」である。
このように考えることができる人は、課題と向き合うこと=学習と捉えているのでしょう。
すべての出来事は何かを学ぶために起こっているのだと考えることができるとしたらどうでしょうか。
難しいことかもしれませんが、そう考えることができたら、生きる意味は変わってきませんか?