おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。
最初から最後までマーケティングの本です。
マーケティングの世界で超有名人のダン・ケネディさんの教えを基本としてマーケティングの作法を伝えてくれています。
とてもわかりやすく参考になります。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「『商品の品質』については注意が必要です。なぜなら売り手の思う品質と買い手の思う品質は違うからです。そして、買い手の思う品質の方がはるかに重要だからです。・・・品質は、売り手のこだわりや思い、原価がいくらかかっているか、などとは全く関係がありません。あなたの品質へのこだわりは、顧客に受け入れられるか=マーケティングの観点から見て、無意味になっていないか注意が必要です。マーケティングの成功に寄与しない品質へのこだわりは『間違い』なのです。」(48~49頁)
これ、確かにそうですよね。
新しいサービスを考えていると、いろんなアイデアが浮かんでくるのですが、はたしてこの新サービスは顧客にとって意味のあるものなのだろうか、と考えることもあります。
ただ、そんなことは、試してみなければわかりません。
試行的に一定期間、やってみればいいのです。
その結果、「間違い」だったのなら、やめればいいのです。
新しいことをやると、周囲は、「そんなの意味がない」「どうせ成功しない」と言うものです。
それはそれでいいのです。
「くっそー」とか「見返してやる」なんてことも思わなくてもいいのです。
ただ、自分がやりたいからやる、試してみたいから試してみる。 それ以上でもそれ以下でもない。
周りの人全てを納得させることなんて目標にすべきではないと僕は思います。