おはようございます。
さて、今日は本の紹介です。
タイトルは、「考えない」という意味ですね。 ブルース・リーを思い出します。
サブタイトルは、「Rediscover your creative genius」となっています。
日本語でのサブタイトルは、「眠れる想像力を生かす、考えない働き方」です。
著者は、グラフィティ・アーティストの方で、2012年にTEDで講演をしたそうです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「群衆に従う人間は、群衆より遠くに行くことはないだろう。ひとりで歩く人は、以前誰も行ったことのない場所に自分がいることに気づく可能性が高い・・・あなたの人生にはふたつの選択肢がある。本流に飲み込まれていくか、まったくそこを離れた存在になるかだ。独自な人間になるためには、あなたはほかの人と同じことをやっていてはいけない。人と異なる人間になるためには、あなた以外の誰もなりえない人物になる努力をしなくてはならない。」(238頁)
大勢の人が右の道を選ぶとき、あなたは左の道を選ぶことはできますか?
なかなか難しいですよね。
日頃から、物事の判断基準として「みんなはどうしているのか」という物差しを使っている人は、いざというときにも右の道を行くことになります。
でも、みんなが右に行くから、右が正しいかなんてわかりませんよね。
ただ、なんとなく、みんながそっちを選ぶなら、よくわからないからみんなが進むほうへ行っておけばいいでしょ、って感じじゃないでしょうか。
この場合、結果として、正しいかどうかはさておき、集団の中に埋もれてしまうことは明らかです。
「みんなはどうしているのか」ではなく、「とにかく自分で判断する」という習慣がある人は、周りの人がどう動こうと、自分が選んだ道を進むことができます。