本の紹介328 「幸せをお金で買う」5つの授業(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばっていきましょう!!
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←休日の早朝は、海までのジョギングから始まります。

その後、ジムで体を鍛えまくります。

強い精神は強い肉体に宿ると確信しています。

継続は力なり。

今日は、午前中は、沼津の裁判所で債権回収の裁判が1件、新規相談が1件入っています。

午後は、新規相談が1件、交渉事件が1件、裁判の打合せが1件入っています。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。
「幸せをお金で買う」5つの授業 ―HAPPY MONEY

著者は、カナダのブリティッシュコロンビア大学の心理学准教授の方と、ハーバード・ビジネススクールのマーケティング学准教授の方です。

「幸せはお金では買えない」は本当なのか?ということについて、いろんな角度から検証しています。

タイトルは、非常にキャッチーですが、中身は、とても真面目であり、参考になります。

お金と時間に関する考え方が変わりますよ。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

時間に追われていると感じている人々は、その瞬間を生きるのが難しくなります。・・・夕食の献立や返事を出していないメールについて考えるよりは、いまの瞬間に集中することが、幸福にとっては大事です。実際、いまやっていることが快適であろうと不快であろうと、それに集中しているときが一番幸せなのです。世界中の裕福な人々は、仕事などの前日にプレッシャーを感じたと答える傾向が高くなっています。物質的な豊かさによってあまり多くの幸福がもたらされないのは、豊かになるために自由な時間が減ってしまうことも1つの要因になっているのかもしれません。」(106~107頁)

「経済的に裕福な人たちは幸せに決まっている」と思いがちですが、そんなことはない、という話です。

経済的な裕福さと幸福度は、ある一定の年収までは比例するが、一定の年収を超えると比例の関係になくなることはよく知られています。

年収1000万円の人と年収1億円の人で、後者のほうが10倍幸福度が高いかといえば、そんなことはないでしょう。

結局のところ、経済的な豊かさだけが幸福度を測る尺度ではない、ということです。

私は、経済的な豊かさ以外に、「承認欲求の充足感」という尺度を持っています。

「承認欲求」というのは、人から認められたい、と思うことです。

多くの人は、人に認められたい、という欲求を持っています。

みなさんも、上司やお客様、同僚などに自分の仕事が認められたときって、うれしくなりませんか?

それです、それ。

仕事以外の活動でも同じことです。

「こんな私でも、社会や人の役に立っている」という実感こそが、幸福感につながるのだと信じています。