おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。
一見すると、タイトルが誇大に感じられるかもしれませんが、とってもいい本であることは間違いありません。
9人の自己啓発界(?)の超大物が、自身の考える成功哲学を伝えてくれています。
全員のセミナーを受講したら、何百万円かかるかわかりません。
言葉の力を感じるのとともに、実践することの大切さを強く感じることができます。
何度も読み返す価値のある一冊です。 おすすめです!
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「富への真の鍵は、人生において二つのドアのうち一つを選ばなければならないことに気づくことだ。“自由”と書かれたドアを選ぶか、”安全”と書かれたドアを選ぶかのいずれかなんだ。安全と書かれたドアを選べば、あなたはそのどちらも失うことになる。だが自由と書かれたドアを選んだとしても、負けないわけでも、つまずかないわけでも、お金を失わないわけでも、不安に感じないわけでもない。しかし最後には、自由だけでなく、安全も手に入れることができるんだ。つまり、どちらも手に入れることができるんだよ。」(191頁)
私は、これを読んだとき、「安全」を「安定」と読み替えました。
「安定」を選ぶか、「自由」を選ぶか。
この2つのドアを開く傾向というのは、小さいころからの教育や環境が少なからず影響している気がします。
安定志向の家庭に育った子どもは、大人になってからも、自由より安定を選ぶ傾向にあるのではないでしょうか。
職業であったり、結婚相手であったり。
安定を求め出すと、変化を恐れるようになります。 不安定への変化を。
今の安定した生活が変わってほしくない、そう思うようになりませんか?
でも、そもそも変化しないことなんてあり得ません。 これまでもそうだったように、これからも変化しまくるにきまっているわけです。
安定よりも自由を愛する人間は、変化をそのまま受け入れられます。
少なくとも、私の周りの若手経営者の皆さんは、「安定? は? 寝言言ってるの?」という方が圧倒的多数を占めます。 安定はおじいちゃんになるまでとっておきます。