おはようございます。
さて、今日は本の紹介です。
2、3年前に出版された稲盛さんの本です。
突然、稲盛さんの本が読みたくなったので、アマゾンで数冊、衝動買いしました。
生き方、ビジネスのしかたともに、哲学を見ることができます。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「・・・いいかげんな人は嫌いなんですね。いいかげんなことで人生うまくいくはずがないと思うものですから。スポーツであれ、経営であれ、学問であれ、何をするときでも真剣さというのは大事だと思うのです。それも『ど』がつくほど。だから、経営者の方々がよく『経営がうまくいってません』などと相談に見えるんですが、お話を聞いてみると、まったくいいかげんな経営をしていると思うこともしばしばですね。そこで『経営にどこまで真剣に打ち込んでいますか。自分のことをすべて投げうってでも、という気持ちがありますか。そんないいかげんなことではいけませんよ』と言います・・・」(148~149頁)
経営者のみなさんの多くは、自分自身としては「ど真剣」に経営をしていると思っているのではないでしょうか。
私もその一人ですから。
誰もいいかげんに経営などするわけないのです。
でも、それはあくまで主観の問題ですよね。
稲森さんからすれば、まだまだ全然甘いのかもしれません。
何をもって「ど真剣」なのか。
稲盛さん曰く、「自分のことを投げうってでも、という気持ち」があるか否かだと。
自分の人生をかけて、その仕事に没頭している人というのは、本当に強いですね。
また、情熱を持って自分の仕事をやっている人は、傍から見ていて、とても魅力を感じます。
私も弁護士として、そういう経営者がトップにいる会社の顧問弁護士でいることを大変誇りに思います。
これからも多くの若い経営者が情熱を持って会社を経営していく姿を側で支えていきたいと思います。