本の紹介316 「権力」を握る人の法則(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 あっという間に一週間が過ぎていきますね。 今週も一週間お疲れ様でした。
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←先日、上石町の「五月庵」にお昼ごはんを食べに行ってきました。

部活帰りではありません(笑)

ごはんとみそ汁を注文し、あとは自分で食べたいおかずをケースから自由に取ると、こうなってしまいます。 おいしゅうございました。

今日は、午前中は、新規相談が3件入っています。

午後は、新規相談が1件、修習生の事務所訪問が入っています。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

「権力」を握る人の法則 (日経ビジネス人文庫)

著者は、スタンフォード大学ビジネススクール教授です。

まず、切り口が非常に興味深いです。

「権力」と聞くと、それだけで反発心を抱く方もいると思いますが、読み物としてはとてもおもしろい本です。

出世街道に乗るためにはどうしたらいいか、権力を印象づけるふるまいと話し方など、ちょっと興味をそそられませんか(笑)?

ビジネススクールの教授が真面目に、どうやったら「権力」を握ることができるのか、をたくさんの例を交えながら、説明しています。

非常に参考になる、いい本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

社会心理学者のディーン・キース・サイモントは、さまざまな分野で天才と呼ばれる人々が成し遂げた業績を四半世紀にわたって調べた結果、大事なのは『準備期間に労力を注ぎ込むこと』だという結論に達した。『個人の業績の差は結局のところ、知識とスキルの習得に直接費やした時間数でおおむね説明がつく。(中略)研究者の中には、生まれながらの才能や天分という概念は幻想だと主張する人さえいる』。天才が幻想かどうかはともかく、長時間がんばり続けるエネルギーがあれば、目標に人より早く近づけることはまちがいない。」(71頁)

「そりゃ、そうだ」という感想です(笑)

でも、四半世紀にわたって調査した結果、出した結論が「長時間がんばり続けることが、成功への近道だ!」と言われると、それはそれで説得力が出ますね。

多くの人は、お金儲けでもダイエットでも、なんでも楽して目標を達成したいと考えがちです。

そんなに働きたくない、けど、お金はほしい。

そんなに運動はしたくない、けど、痩せたい。

気持ちはよくわかります(笑)

でも、やっぱり、努力が必要なんですって。

結局、いつもブログに書いているように、努力自体をいかに楽しむか、その方法を知っている人は、目標を達成するプロセスを楽しめる人なので、何をやってもたいていうまくいってしまうのではないでしょうか。

「努力を楽しもう!」