おはようございます。
さて、今日は本の紹介です。
著者は、元伊藤忠商事の社長、前中国大使の丹羽さんです。
リーダーはどうあるべきか、ということについて、真正面から書かれています。
リーダーのみなさん、リーダーを目指すみなさん、是非、読んでみて下さい。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「リーダーたるもの、私心を捨てて努力あるのみです。皆が笑っているときには『ちょっと待てよ』と思わなくてはなりません。皆が泣いているときには、平常心で穏やかな顔でなくてはなりません。仕事がうまくいかなくて周りが気落ちしているときこそ、リーダーは明るく振る舞わなくてはならないのです。・・・自分だってしょんぼりしているのです。誰よりも泣きたい気持ちでいるのです。そこをグッと抑えて、率先垂範で逆境に耐え安心できる顔をみせなくてはなりません。リーダーの逆境に対する強さこそ、闇を照らす一筋の光でしょう。」(197頁)
僕の好きな言葉のひとつに「率先垂範」があります。
いつも心の中に置いてある言葉です。
人の上に立つ者は、自分に対して最も厳しくなければいけないと思っています。
その覚悟を持ちながら、日々の生活を送っています。