本の紹介292 白鵬のメンタル(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

さて、今日は本の紹介です。

 白鵬のメンタル 人生が10倍大きくなる「流れ」の構造 (講談社プラスアルファ新書)

著者は、スポーツトレーナーの方です。

横綱白鵬が若い頃からトレーナーとして支えてきたそうです。

白鵬の強さの秘密は、体ではなく、心にあるということです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

「『一流の人は、どんなときも、つねに一つのことを考え続けている』『限られた時間の多くを、自分の仕事に割いている』 彼らは遊んでいるときも同じことを考えている傾向にあり、そこから様々なヒントが浮かび上がるのです。白鵬の場合も、24時間、つねに相撲を考えているところがあります。・・・稽古の休憩時間中もビデオで研究する、映画を観るときも相撲と関連づけるなど、まさに『相撲のために生きている』感があります。・・・結局のところ、『もっと相撲が強くなりたい』『相撲道を究めたい』という目的意識を持っているからでしょう。つらいこと、面倒なことも意味をつけて続けられる、この好循環が成功の秘訣といえるのです。」(101~102頁)

ここは考え方の違いがあるところかもしれませんね。

オンとオフを明確に分けるという方もいるのではないでしょうか。

これもまた正しい、間違っているという話ではなく、自分に合う方法ならどちらでもいいわけです。

私は、完全に白鵬タイプです。

仕事のことを考えない時間はありません。

一見、仕事とは関係ないように見える行動も、仕事との関連性を見出そうとします。

仕事との関連性を見出しにくいことは極力やらないようにしています。

「いや、人間の幅を広げるためにも全く関係ないことこそ積極的にやるべきだ」という意見もあろうかと思います。

それはそれで理解はできます。

しかし、少なくとも現時点では、仕事に関係のあることだけをやりたい気分なのです。

時間は有限なので、仕事に関係のないことをやっている時間がもったいないのです。

仕事に関係のない完全なる趣味は、老後にとっておきます。

もっともっと自分に力をつけて、社会における自分の役割を全うしたいと思います。