おはようございます。 12月が始まりましたね。残り1か月、がんばっていきましょう!!
←毎週日曜日の早朝恒例、海までのジョギングをしてきました。
早朝は、かなり寒くなってきましたね。
海は、風もなく、波も穏やかでした。
今日は、午前中は、島田の裁判所で、医療事故に関する民事調停です。
午後は、静岡に戻り、家裁で成年後見の事前審問が1件、裁判の打合せが2件、新規相談が1件入っています。
今日も一日がんばります!!
さて、今日は本の紹介です。
佐藤優さんの本です。 母校の大学が同じです。
佐藤さんの本は、これまでにも何冊か読んだことがありますが、博学さが尋常ではありません。
今回の本は、タイトルがいいですね。一般人向けです(笑)
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「嫌な話ですが、いまや世の中全体が相手を不安にさせ、びびらせることで回っているという現実があります。『いまの食生活では老化が進みます』とか『ガンになってしまいます』とか、消費者を不安にさせることで商品を買わせる。・・・不安になったりびびったりすると何が一番いけないか。冷静な判断ができなくなってしまうのが一番よくない。・・・相手を不安にさせて購買意欲を煽る現在の消費社会では、つねに自分が何に対してびびっているのかを意識するとともに、それが仕掛けられたものでないかどうかを検証することが肝要です。」(60~61頁)
まあ、そういうところは、ありますよね。
特に病気関係はそうですよね。
テレビCMを見ていると、どれだけのサプリメントを呑まないといけないのかと思ってしまいます(笑)
なんでもかんでも情報を信じてしまわずに、可能な限りの検証をするという姿勢が大切であるわけですね。
その点、私たち弁護士の仕事は、疑ってかかるということを日常業務の中で自然と行っています。
どこかの知事ではありませんが、借用書があると、それだけで金銭の授受があったと盲信してしまう弁護士はいません。
原本なの? 捺印はあるの? 実印なの? なんで借りた人が借用書持ってるの? 筆跡は本人のものなの?
などなど。
このような発想を持つかどうかも、日頃の習慣によるのです。