おはようございます。
さて、今日は本の紹介です。
著者は、キャノングローバル戦略研究所研究主幹で元外務相中東アフリカ局参事官の宮家さんです。
外交官としての「人脈術」「語学術」「交渉術」「メモ術」「プレゼンテーション術」「発想術」「情報術」「危機管理術」がまとめられています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「知的プロセスを繰り返すためには、ふと思いついた興味深い発想を、タイミングよく書き留め、これを時間のある時に何度も見直すことが大切でしょう。その意味では、発想メモを『正しく取れるか、取れないか』で、あなたの『大局観』は大きく変わります。」(111頁)
メモの取り方は、人それぞれだと思います。
キーワードだけを書き留める人、一言一句を書き留める人など。
私は、できるだけたくさんメモをとるようにしています。
もっとも、録音が許される場面では、メモとともに録音もします。 この方法がもっとも正確だからです。
時間が経つと、メモを見返しても、正確に思い出せないのなら、いっそのこと、録音を聞き返した方が楽だからです。
みなさんも、是非、メモの取り方、残し方を研究してみてください。
意外と侮れませんので。