おはようございます。 今週も一週間、お疲れ様でした。 あっという間に時間が過ぎていきます。
さて、今日は本の紹介です。
著者は、「紅虎餃子房」等を運営する際コーポレーション会長です。
書かれている内容全てが、著者の経験に基づいているため、説得力があります。
とてもおもしろい内容で、参考になります。 おすすめです!
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「人は、所詮はお釈迦様の掌の上でうごめき合っているだけ、と私は考えている。・・・その掌くらいのところに生きていて、やれ社長になっただの、やれクビになっただの、つぶやいているうちに命が尽きてあの世に行ってしまうのである。それを知ることが、『生きるコツ』である。つまりは『死生観』だ。・・・日々、あれこれ悩んだり、悲観したり、喜んだりして生きているわけだが、その程度の年数のなかですべてが起こっているのである。わかりきった理屈なのだが、そのことをしっかりと腹に収めておけば、悩むこと、落ち込むことなどひとつもなくなってくる。人生、どんなに長く生きたところで、行きつく場所は墓場以外ない。そう考えていれば、怖いことなんかない。見栄を張ることもない。腹をくくって生きていけばいいのだ。」(33~34頁)
こういう感覚でものを考えられるようになると、いちいち落ち込むこともなくなるのでしょうね。
「私は、マイナス思考だから」と嘆いている方へ。
マイナス思考は生まれつき持った才能でも性格でもありません。
マイナス思考は単なる習慣です。 毎日毎日、マイナス思考を懲りずに続けてきた結果、あたかも性格であるかのように無意識の領域までマイナス思考が定着しているだけです。
物事をプラスに考えることなど、実はそれほど難しいことではありません。
このブログでも、何度か書いたことがありますが、私が好きな考え方に「出来事それ自体に意味はない。出来事に意味を与えるのは自分の解釈である。」というのがあります。
だから、自分で大袈裟に「つらい」とか「きつい」とか「もうだめだ」などと解釈しないことが大切なのです。
解釈のしかたを変えるだけで、人生は楽しくなるし、幸せを感じることができるようになります。
幸せは、探しても見つかりません。感じるものですから。 ちーん。