おはようございます。
10年以上前の本ですが、今読んでも、全く古さを感じさせません。
合理的な仕事術を参考にしたいという方には、非常にいい本だと思います。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「どんな問題でも、どこかのだれかが、すでに似たような問題に取り組んでいる可能性が高い。もしかしたら社内にそういう人がいて、電話一本で知りたいことがすべて聞けるかもしれない。あるいは、同じ専門分野、他の部署、他社のだれかが、すでに同じ問題に遭遇しているかもしれない。そういう人を探し出して知り合いになろう。自分になりに調べて質問する。これで時間と労力を大いに節約できる。時間は貴重なので、よけいな手間ひまをかけて、むだにしてはならない。」(122頁)
真面目な人に限って、いちいちすべてを自分の頭で考えなければならないと思ってしまいがち。
でも、それははっきり言って、時間の無駄です。
使えるものはどんどん使う。
真似できるものはどんどん真似する。
この割り切りができるかどうかで、仕事の効率は格段に上がります。
すべてを1から作り上げられるほど、時間は有り余っていません。
時間は有効に使いましょう。