おはようございます。
10年程前の本ですが、もう一度読んでみました。
タイトル通り、失敗は決してマイナスではないということを、さまざまな方法で説いています。
このブログでも、これまで同様の内容について書かれている本を多く紹介してきました。
実際、失敗を恐れずに挑戦し続けることができるかどうかが人生を充実したものにする大きなカギになると確信しています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「起業家には興奮を追い求める気質がある。おだやかな晴天よりも、不吉な暗雲と雷鳴に吸い寄せられる。起業家の意識調査を見ると、こうした冒険者にとって、秩序だった環境は混沌とした環境よりも苦痛になるようだ。・・・混乱の最中には力を発揮し、平穏になると集中力を失う人間がいる。・・・こうしたリスクを追い求める人たちは重圧にうまく対処しているのではない。重圧を渇望しているのだ。」(34~35頁)
「進歩が安穏をもたらすことはめったにないし、そうなるべきでもない。安穏に暮らす人たちが新しい可能性に挑戦するとは考えられない。・・・求めているのは挑戦である。挑戦の結果が、いわゆる成功か他人が失敗と呼ぶものになるかどうかは問題ではない。『高くつく失敗』という言葉をしばしば耳にする。だが、現状に甘んじる代償はそれ以上に大きい。人は失敗を経験しながら少しずつ前進する。」(61頁)
非常にいい文章ですね。
私も間違いなく平穏や安心よりも、混沌、混乱、リスクということばを好みます。
「現状維持」ということばが死ぬほど嫌いです。
成功も失敗も経験した上で、次のステージに行きたいです。
ところで、私は、物事にはすべてやりかたや秘訣があると思っています。
目的を達成するためにも秘訣があります。
それは、「失敗してもあきらめないこと」と「成功者の真似をすること」です。 これに尽きると思っています。
「なんだ、そんなことか・・・」と思う方も当然いると思います。
しかし、真理は常にシンプルです。
あとは、どれだけ愚直に実行に移せるか。
私の周りには、同世代の多くの挑戦者がいます。
そういう人は、全力で応援します。