おはようございます。
さて、今日は本の紹介です。
解決する力 (PHPビジネス新書) [新書]
猪瀬さんの本です。
これで3冊目です。 3冊くらい読むと、著者の考え方がある程度わかります。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「平常時に冷静に事態を切り抜けられる人は、緊急時でも同じ対応ができます。なぜなら、緊急かそうでないかが問題なのではなく、普段から事態を切り抜けようと努力していることが大事だからです。普段から『○○だからできませんでした』と言い訳している人が、緊急時の大一番で力を発揮できるはずがありませんからね。普段からの習慣が緊急時の対応に表れますから、常日頃から困難なことを避けずに、場数を踏んでおくことが大事ですね。」(212頁)
猪瀬さんも「習慣」という言葉を使っています。
緊急時に適切に対応するためには、平常時から、緊急時にも対応できるように「困難から逃げない」という習慣をつくっておくことが大切です。
平常時に冷静に対応できない人が、緊急時に突然、冷静に対応できるはずがありません。
試験を受けるときもそうですよね。
「練習は本番のように。本番は練習のように。」ということです。
日頃の試験勉強時から、本試験を想定した準備をしなければ本番で力を発揮することなどとてもできません。
試験終了後に「緊張して頭が真っ白になってしまった」「もう少し時間があれば解けたのに」などと恥ずかしいことを言わなくていいように準備をすることが大切です。
みんな同じ環境、同じ制限時間の中で受験しているのです。
足りないのは時間ではなく、時間内に解く準備です。
すべては平常時の準備・習慣なんだと思います。