おはようございます。 また一週間が始まりましたね。今週も一週間、がんばりましょう!!
さて、今日は本の紹介です。
誰も教えてくれなかった 運とツキの法則
クレディセゾン社長の林野さんの本です。
先日、林野さんの「BQ」という本を紹介しましたが、この本がとてもよかったので、林野さんの別の本も読んでみました。
タイトルだけ見ると、西田塾を思い浮かべる方もいると思います(笑)
実際、この本の巻末付録に「西田文郎から学ぶ」というページが設けられています。
「BQ」との比較で言えば、今回の本は総論で、「BQ」は各論、という感じでしょうか。
「BQ」の方が、私は好きです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「物事に悲観的になっている人やしょげている人にはけっして運とツキはおとずれません
明るく頑張っている人、努力を惜しまない人に運とツキはやってくるものです」(38頁)
「ハングリー精神が運とツキを呼び、勝利を勝ち取る」(78頁)
これは正しい、間違っているという問題ではなく、価値観の問題です。
「運がある」とか「ついている」などということを軽視する人もいると思いますが、私は、「運」や「ツキ」というものを非常に重視しています。
運やツキというと、たまたまいい結果が出たというように捉えがちですが、そうではありません。
運のいい人、ついている人というは、日頃からちゃんと準備をしているのです。
ある出来事が起こっても、何も感じない人もいれば、「これはチャンスだな」と思える人もいます。
たとえそれが客観的に見ればマイナスの出来事だとしても同じことです。
ある一定の考え方の習慣を持っているか否かだけで、人生や仕事の捉え方が大きく変わってきます。
すべては性格ではなく、習慣であるということを理解すれば、物事の捉え方を変えることができます。
ですから、「自分はそういう考え方ができない性格なので・・・」ではなく、「自分はまだそういう考え方をする習慣ができていないので・・・」が正しい言い訳なのです(笑)
習慣をつくるまでが大変ですが、それもまた習慣によって乗り越えられるわけです。
まずは、習慣をつくる。そうすれば、あとは習慣が人間をつくってくれる、というわけです。