おはようございます
←先日、新しいスタッフの採用面接のためスタッフ全員に休日出勤をしてもらいました。
そのため、お昼は、みんなでホテルセンチュリー内の「ラ フルール」にごはんを食べにいきました
ビュッフェのため、食べ過ぎてしまいます。午後は仕事になりません
静岡では、ここのカレーが一番おいしいと思います。カレーだけ食べてもいいくらいです。
今日は、午前中は、建物明渡の裁判が1件と顧問先会社との打合せが入っています。
午後は、外部での法律相談、裁判の打合せが2件入っています。
今日も一日がんばります!!
さて、今日は本の紹介です。
「大発見」の思考法 (文春新書)
山中教授と益川教授の対談形式の本です。
ノーベル賞受賞者がどのようなことを考えているのか、というのはとても興味をそそられます。
お二人の考え方がばんばん出ていて、とてもおもしろいです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「はたから見たら、僕の人生は、遠回りで非効率に見えるかもしれませんし、無駄なことばかりやっているように思えるかもしれません。もっと合理的な生き方が出来たんじゃないの?と思われるかもしれませんが、そうやって回り道したからこそ今の自分があるんじゃないかと思います。」(78頁)
「もちろん、一つのことにずっと取り組むことも美徳だと思います。でも、無駄を省いて全てを合理性で突き詰めた生き方をしていると、いつか壁にぶつかるんじゃないかな。僕の研究室を見てもらえればわかるけど、物理の本なんてほんの少ししかないの。・・・いつも僕は目の前にある面白いことで遊んでいるだけなんです。」(81頁)
最初の発言は、山中教授のもので、次の発言は、益川教授のものです。
周りの人は、成功した結果しか見えないため、その結果が出るまでの過程がいかに遠回りであったか、いかに非効率的であったかはわかりません。
だからこそ、成功者を見ると、「この人は、もともと天才だったんだ」「僕は天才ではないから無理だ」と思ってしまいがちです。
でも、多くの成功者は、何の失敗もなく、一直線にゴールにたどり着いてはいません。
何度も失敗を繰り返し、その都度、何かを学び、軌道修正をしながら、少しずつ、ゴールにたどり着いています。
課題を克服できる人は、天才ではなく、課題を克服する方法を知っている人なんだと思います。
常に課題は一直線には克服することはできないこと、何の失敗もせずに克服することはできないことを知っている人は、失敗しても、そう簡単にはあきらめません。
そもそも課題を克服する過程は常にそのようなものだとわかっているからです。
たいていのことは、自分からあきらめなければ、克服できることを知っているからです。