本の紹介163 出稼げば大富豪 成功が見えた編(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

さて、今日は本の紹介です。
出稼げば大富豪 成功が見えた編 (調子ぶっこきシリーズ)
出稼げば大富豪 成功が見えた編 (調子ぶっこきシリーズ)

アニキ本、第7弾です。

これで、ひとまずシリーズは最後です・・・と思っていたら、新しい本が出版されました(笑)

さすが、アニキ。終わらせてくれません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

一番最初は好奇心100%でええねや。好奇心がなかったら探究がはじまれへん。そこで、何かみつかったら、探究心の割合を増やしていくねや。」(302頁)

好奇心は聞いたらしまいやけど、探究心というのは試してみてこそなんや。好奇心を全うする。持続こそがパワーなんや。」(303頁)

「好奇心」だけでは十分ではなく、「探究心」も必要だというアニキの意見には頷けます。

いろんなことに興味を持つことは大切なのでしょうが、食べ散らかして、結局、何も探究できないということもありますよね。

趣味の世界であればともかく、仕事では、ある程度、的を絞ることが必要なのだと思っています。

会社の経営でも、いろんなことに手を出しているところもあれば、1つのことに注力し、決して浮気をしないという会社もあります。

1つのことがうまくいくと、他の分野も制覇したくなる気持ちはよくわかります。

大切なのは、いかに業務範囲を拡げるかではなく、いかに範囲を拡げず我慢できるか、だと思っています。

私たちが、フルパワーで仕事ができる時間というのは、思っている程長くはありません。

複数の分野を制覇するほど時間は長くないのではないでしょうか。

「いろんなことをやりたい」という本能に近い衝動をいかに落ち着かせるか、という視点も好奇心の一方で持っておくべきだと思います。