おはようございます
←先日、事務所のスタッフを連れて、事務所の近くの「海鮮貝焼 じゃん」に行ってきました
お店の名前のとおり、魚介類を焼いて食べるお店です。
ノリで入ってみましたが、貝好きにはいいお店ですね。
今日は、午前中は、東京高裁での裁判(電話会議)が1件入っています
午後は、沼津の裁判所での裁判(こちらも電話会議)が1件、打合せが1件入っています
今日も一日がんばります!!
さて、今日は本の紹介です。
いつやるか? 今でしょ!
東進ハイスクールで現代文を教えている林先生の本です。
東進、懐かしいな~。 私もよく通いました(笑)
「いつやるか? 今でしょ!」 CMのあれです。
いいですね。 こういうの大好きです。
内容もとても参考になります。 常識の逆を行く感じがする内容もありますが、まったく奇をてらっている感がありません。
しっかりとした理由があり、納得できるものが多いです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「人は自分の判断基準に従って生きています。『こだわり』があるという言葉は、自分の判断基準を譲らない、という意味です。しかし、あまりにも『こだわり』が多すぎると、自分の世界を小さい閉じてしまうことになります。本当の『大物』は、実にこだわりが少ないものです。相手の判断基準に合わせて自在に立ち回る自信があるからです。したがって、『こだわり』の多さは『小ささ』の証明、と言えるのです。」(126頁)
「誰の意見を、どう聞き、誰に、どう任せるか-最後まで、こだわるべきはここだけです。結局、『こだわり』とはモノに対して持つものではなく、人に対して持つものだ、ということなのです。」(131頁)
私自身、あまりモノに対してこだわりがないのですが、一般に、こだわりがある人は、かっこいいみたいなところがありますよね。
それはそれで別に趣味の話であればいいと思うのですが、仕事においては、あまり強いこだわりがあると周りがやりにくいということはあると思います。
こだわりは、モノに対して持つのではなく、人に対して持つという発想は、大変参考になります。
特に、悩んでいるとき、決断しきれないときに、誰に相談するか。
とりあえず、手当たり次第に相談してみるというのでは、周りも迷惑ですし、多数決で決める感覚になってしまいます。
そうではなくて、自分が信頼する人1人に相談をする。
そして、相談するからには、その人の意見を素直に受け入れる。
もし、素直に受け入れる覚悟がないのであれば、最初から相談なんかしない。
お互いにとって時間の無駄ですから。 特に相談される側は大変です。
人に対してこだわりを持つとは、こういうことを言うのではないでしょうか。