おはようございます
←先日、税理士K山先生と、鷹匠の「TORATTORIA IL Paladino」にランチに行ってきました。
写真は、「あさり、ズッキーニ、なす、いんげんのピリ辛トマトソース」です。
久しぶりにイルパラに行きましたが、やっぱりおいしいですね。
お客さんがいっぱいな理由がよくわかります。
K山先生、ご馳走様でした。
今日は、午前中は、東京高裁での裁判ですが、電話会議です
午後は、浜松の裁判所で離婚調停です
午後は、新規相談が1件入っています。
今日も一日がんばります!!
さて、今日は本の紹介です。
「調べる」論―しつこさで壁を破った20人 (NHK出版新書 387)
著者があらゆる業界の20人の人に話を聞いたことをまとめた本です。
内容自体は、あんまり「調べる」ことを中心とした内容にはなっていない気がします。
いろんな業界の話が聞けるという感じです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「知性の本質は、言葉をアウトプットすることにある。・・・高校までの勉強では、正確にインプットする能力が試されます。しかし、大学、そして社会で求められる知性はアウトプットの能力です。そこでは単に機械的に何かを学ぶだけでは足りません。就職活動でもエントリーシートに陳腐なことしか書けない人もいれば、人目を引く文章を書ける人もいる。この差はどこから来るのでしょうか。単なる知識や経験の差からではなく、むしろそれはアウトプットする能力の差から来ています。・・・言葉を使ってアウトプットすることで、はじめて自分の考えていることが明確になったり、ちゃんと物事を理解していなかったことがわかったりする。」(220~221頁)
哲学者の萱野稔人さんの言葉です。
「知性の本質は、言葉をアウトプットすることにある」 いいことばですね。
インプットは、アウトプットするために行うものです。
インプットをするときには、常に、アウトプットのことを考えながら行うわけです。
仕事等においては、知っているということそれ自体にはそれほどの価値はありません。
「知っていることをいかに表現するか」という視点がとても大切です。
もうこれは、日々の訓練しかないと思います。 ある日、突然、表現が上手になるものではありません。
それから、もう1つ。 逆の視点です。
有効なアウトプットをするためには、継続的にインプットをすることが必要になってきます。
「有効なアウトプットをするためにどのような知識を得る必要があるか」という視点もまた大切なのです。
インプットとアウトプットのバランスを常に意識するといいのではないでしょうか。