おはようございます
←先日、事務所のスタッフを連れて、鷹匠の「サングリア」にスペイン料理を食べに行きました
写真は、スペシャルミックスパエリア。 おいしゅうございました。
パエリアにたどり着く頃には、たいてい、たらふく食べており、既にお腹がいっぱいです。
今日は、午前中は、成年後見の打合せが1件、裁判が1件入っています。
午後は、裁判が2件、新規相談が3件入っています。
今日も一日がんばります!!
さて、今日は、本の紹介です。
直感力 (PHP新書)
羽生さんの新しい本です。
羽生さんの本はだいたい読んでいます。
参考になる点がたくさんあります。
この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「盤面上では自分が有利に、うまくいっている状態のことを考えても仕方がない。こうすればうまくいく、というその手に辿り着いたところで満足しては、そこでもう思考停止となってしまう。そうではなく、不利な場面をたくさん想定し、実際には回避する。その積み重ねが『あきらめない』精神を築くことにつながっていく。また同時に、それは『ターニングポイント』を知る訓練にもなる。つまり、ここが勝負どころだとか、分岐点だとかいうポイントが、感覚として分かるようになるということだ。」(132頁)
「勝敗の分かれるターニングポイントを認識することができるようになれば、その先まだあきらめないで頑張るべきか、いやもうここはあきらめたほうがいいといった判断が明快にできるようになり、無駄な粘りをせず、必要な頑張りができるようになるだろう。」(133頁)
非常に共感できます。
準備の段階で、自分に不利な場面を予め想定し、それを回避する。
このことを繰り返していくうちに、羽生さんが言うところの「あきらめない」精神と「ターニングポイント」を知る力が身につくのだと思います。
単に経験が多いだけでは足りず、どれだけ意識をして取り組んできたかが大切なんでしょう。
「勝負どころ」や「分岐点」を察知できるかどうかで、仕事の成果も大きく変わってきますよね。
何度も挑戦して、失敗を繰り返し、また小さな成功体験を積み重ねることでしか習得できないものがあります。
それこそが、その人の本当の力なんでしょうね。