本の紹介127 なぜあの時あきらめなかったのか(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます 早朝は、涼しくて仕事がはかどりますね。
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←先日、税理士K山先生と一緒に両替町の「海」(かい)に行ってきました

写真は、少しだけ炙った太刀魚です。 脂のりまくりでめちゃうまです。
 
今日は、午前中は、労働事件の裁判が1件、新規相談が1件入っています。

午後は、離婚調停が1件、新規相談が1件入っています。

今日も一日がんばります!!
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さて、今日は、本の紹介です。
なぜあの時あきらめなかったのか (PHP新書)
なぜあの時あきらめなかったのか (PHP新書)

27人のトップアスリートがいかにして挫折を乗り越えてきたのかが書かれています。

キーワードは、タイトルの通り「あきらめない」ということに尽きます。

どんなことがあっても決して「あきらめない」。

この強い気持ちがあれば、失敗や挫折は、成功への通過点に過ぎません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

それまでの僕は、技の多さが長所でした。多くの技が繰り出せればフェンシングの幅は広がります。けれど、たとえば8つの選択肢があれば、それが3つしかない人に比べて瞬時の判断に時間がかかってしまう、というリスクがあったんです。特にオリンピックのような大会では、常に正しい判断ができるとは限りません。だから、あえて決め技を絞って選択肢を少なくすることにしたんです。・・・実際、北京で点が取れたのは、すべて、この時期に選んだシンプルな技ばかりでした。体に染みついていた技が、相手を射止めました。」(145頁)

フェンシングの太田雄貴選手の言葉です。

選択肢は多くあったほうが、選択の幅が広がります。

そのため、一般的には、選択肢は、少ないより多いほうがよいと思います。

ただ、太田選手のように、瞬時の判断が求められる場合には、ベストな選択肢を選ぶのに、選択肢の多さは障害となるというわけです。

広げるのは簡単です。

絞るのは大変です。

これは、仕事も同じことです。

あるレベルまで来たときには、自分の守備範囲を狭めた上で深めていきたいです。

それまでは、あらゆる分野をがむしゃらに経験するべきだと思います。